手の役割とその機能
前回は、脚足の役割とその機能について
記しましたが、今回は「手」についてお話してみます
我々の手の指は10本あり、箸を持ってご飯をつかんだり
買い物かごをもったり、テニスのラケットを持ったり
ゴルフクラブを握って、ボールを打ったりすることが
できます。
普段当たり前のように使っているけど、
「手」は生活の中で最も活躍している
パーツではないでしょうか?
この手の指は、生活に役立つ働きのほかに、
重要な機能を与えられています。
東洋の鍼灸医学では、足の指と同じように手の指も
五臓六腑と繋がり持っていると説いています。
第1指→肺臓
第2指→大腸
第3指→心包
第4指→三焦
第5指→心臓、小腸
これらは、各々の指から経絡を伝わって内臓に
至っていると言われています。
例えば、第1指(親指)が歪んだり怪我をしたりすると、
肺の呼吸に影響がでます。
また、鼻は呼吸器として肺と密接な関わりがあるので、
肺の機能が低下することで、鼻詰まりや鼻炎を起こしたり
します。
このように、他の指も関連している臓器の機能に
多大な影響を与えています。
とても単純な説明ですが、なんとなく
イメージできたでしょうか?