筋肉のコリと関節の硬さ

筋肉のコリと関節の硬さは、その時々の労働または
運動不足による萎縮から起こります。

過労働で筋肉が持続的に疲労すると、筋肉が硬くなり
血管を圧迫して血流が悪くなります。

それとは対象的に運動不足で筋肉や関節を使わないと、
疲弊して萎縮し、やはり血流が悪くなりコリや硬さに
繋がって行きます。

筋肉の状態が悪くなると、肝臓の機能も衰えてきます。
東洋医学の考え方では、肝臓は筋肉の発育を担当
する臓器で、両者は密接な関係にあり、どちらの
機能が衰えても影響し合います。

肝臓機能が衰えてくると、顔色も青白くなり、
生気が抜けた状態になり、体全体にも
悪影響を及ぼしてしまいます。

しかし、人間の体は精巧にできていて、肝臓の衰えを
血液の浄化作用を担当している、腎臓と小腸がお助けマンとして、
働いてくれます。

だから、筋肉や関節を正常に保つ秘訣は、肝臓、腎臓、小腸
による相互作用を働かせることです。

その要は、それら臓器と繋がりのある経絡を治療し、
気のエネルギーを活性させることが最も効果的です。

これら3つの臓器は、脚足に繋がっていますので、
必要な施術を行うことで、元気になって行きます。